手術後・退院後のリハビリ、障害や病気・疾患などのケアのお手伝い
もとの生活に戻れるケアを目指す恭の訪問看護サービス
結婚式に療養中の「祖父」に参列して欲しいが、諦めて結婚式の写真だけしか見せられなかったなどの話しを聞きます。例え療養中であっても医師と相談し「恭」の看護師が一緒に同席することで、療養中の家族も参加できることがあります。
「訪問看護」は「介護士」と違い、医師の指導のもと「看護」をするケアサービスです。
諦めていたことも私どもでサポートし、ご家族が多くの思い出を残せるようにケアいたします。
リハビリステーション恭では、1時間7,000円で自費の看護サービスを行っております。
詳しくはお問い合わせください。
Case1. 外出に関する事例
余命数ヶ月と余命告知を受けた母を思い出の地に連れて行きたい。
終末期にさしかかった患者様が旅行に出かけるのは容易なことではありません。
特に両親などを、ご家族で過ごした思い出の地に連れて行きたいと思うことは誰もが思うことかもしれません。
Mさんもその一人で、お父様が亡くなったあと親孝行の1つとしていつか思い出の場所に旅行で連れて行きたいと思っていましたが、ある日お母様が余命宣告を受け、念願だった旅行はもうできないと諦めていたとのお話しを聞きました。
しかし、訪問看護サービスはそのような方であっても旅先まで看護師が付き添い、必要な医療処置や身体ケアをすべて任せられることをお伝えしたところ、Mさんから利用したいとの要望があり、看護師が病院を訪問し、病棟看護師も交えた話し合い行い、できる限りの体制を準備して、旅行に行くことができました。
事前にリスクに対し綿密な計画を立て、看護師の付き添いのもとで旅行を楽しむことは十分に可能です。残された時間を悔いなく過ごすためにも、精一杯、患者様のご希望を叶えるお手伝いをしたいと思っています。
認知症が進み車椅子生活をしている祖母にウェディングドレス姿を見せたい
母子家庭で育ったGさんは、お母様が働きに出ている間、祖父母に面倒を見てもらった方でした。お祖父様はGさんが小学生の時に亡くなっており、育ててくれた恩返しもできなかったそうです。せめてご自分のウェディングドレス姿だけでも見せたかったと悔いが残っており、せめてお祖母様には孫の晴れ姿を見せたいと思っていました。
認知症が進んでおり、車椅子生活を余儀なくされているので、お祖母様を結婚式に出席してもらうのは忍びないと考えている様子でしたが、「訪問看護 恭」では適切な看護をするために準備として、看護師は病院看護師からレクチャーを受けたり、式場の環境確認をし、担当プランナー様と連絡して当日の動線なども考えることをお伝えしたところ、当日出席するために看護師がサポートしてくれるならということで、お祖母様にウェディングドレス姿をお見せすることができました。
看護を余儀なくされる方であっても、一生の思い出を残すことが可能にすることが「訪問看護 恭」の使命と思っています。
Case2. 手術後・退院後の事例
脳卒中後、退院されたが動く意欲をなくし自宅に引き籠りがちに
ご子様たちが、遠方に転勤や嫁いでしまったため、数年前からお一人で暮らしていたAさんは、脳卒中で倒れた病院での経過も良好で自宅退院することになりました。
以前と同じ生活を急に行うことも難しく、今までできていたことが出来なくる苦しさから、自宅に引き籠りがちになりそうな気配を感じました。
一度病気で倒れると心身ともに以前の状態に戻すことはとても困難です。しかし、それに近づけることは可能であり、麻痺側の関節可動域制限、痛みに対して治療や筋力トレーニングを行い、なるべく屋外(お庭など)でもできるリハビリを行いました。
今では、お子様たちが帰ってきた際はご家族と近隣に外出もできるようになり、以前のような笑顔がみられるようになったそうです。
TEL . 0277-47-6059